横浜アクショングループ(Y−DAG)設立の趣旨

 巻頭言に久保田先生が述べられているように、我々カトリック信者は、ヴァチカンを中心とする全教会の動向を見守りつつ、全教会とのつながりを大事にするよう心掛けると共に、教会の活動の源泉である典礼が、全世界に広く通用する普遍的な方式を大事にしなければならない。
 しかるに昨今の教会の動向を見ると、規制を外れた典礼が公然と行なわれたり、或いは教会自身又は教会を代表すると思われる者が、政治問題にやたらと介入する傾向が顕著である。これは決して第二バチカン公会議の真の精神と、歴代教皇の方針に沿ったものとは言い難い。
 よって我々グループは護教と宣教上の立場から、その誤りを指摘すると共に、ヴァチカンの道に沿った正しい姿を目指して次のことを積極的に推進して行きたい。

1.荘厳で、美しく、聖なる典礼の復興
 典礼憲章には「聖なる典礼の規制は教会の権能によってのみ行なわれる。この権能は使途座にあり、また、規定によって司教にある。」更に「ラテン語の使用は特殊権を除き、ラテン典礼様式において遵守される。」「教会は、グレゴリオ聖歌をローマ典礼に固有な歌として認める。したがってこれは、典礼行為に、他の点から差異がないものとすれば首位を占めるべきものである。」と明記されている。
 この規定は、公会議で認められた典礼の国語化について、カトリックの普遍性を維持するための歯止めと考えられる。我々グループは典礼の土着化を進めながらも、カトリックの普遍性が失われないよう、典礼憲章に則った荘厳で、美しく、聖なる典礼の復興を教会当局に働きかける必要がある。

2.教会の政治への介入の排除
 現代世界憲章(第76番)では「キリスト信者個人または団体が、一市民として政治活動を行なうことと、牧者とともに教会を代表して行なうことを、明確に区別することは重要である。教会の任務と権限から考えて、教会と政治共同体とは決して混同されるべきものではなく、教会はどのような政治体制にも拘束されてはならない。」と明記されている。
 しかるに昨今、弱者の側に立つという名目で、正義と平和協議会を中心に、盛んに政治問題に介入し、しかも特定の政治団体と結びついているような印象を与えている。教会或いは教会を代表すると思われる人が、特定の政治問題について、一つの立場を決めたり、特定の政治団体と結びつけば、反対意見の信者は立場がなくなり、教会内での対立と分裂を招くことになりかねない。教会内の一致の為にも、教会自身が、みだりに特定の政治問題に直接介入しないよう教会当局に働きかける必要がある。(但し教皇も信者は、政治・社会問題に関心を持つよう説かれており、当グループとしては、信徒個人が政治活動を行なうことは、むしろ奨励されるべきことと考えている。)

3.その他の問題
 昨今世間一般では「人工中絶・人工授精や脳死」といったような人間の生と死に関する問題や、教育の荒廃などが議論されているが、このような問題こそ教会が真剣に取り組み、信者に正しい指針を示すべきものと考える。

 

加盟手続きのご案内

下記により是非当グループに入会され、積極的に活動されることを、お薦め致します。(加盟の申し込みは、赤羽根恵吉までお願い致します。)
1.入会資格 : カトリック教会信徒(所属教区不問)
          洗礼を受けて居られない方でも、ゲスト・メンバーとして歓迎。
2.会  費  : 年額 一口 ¥3,000.−(一口以上歓迎)
          現金以外のお振込みは下記へ。

          郵便振替口座番号 : 00250−0−23752
          口   座  名      : 横浜アクション・グループ 代表 赤羽根 恵吉
3.お問合せ : TEL&FAX 0466−27−9779(赤羽根 恵吉)

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