「小泉再訪朝評価」

「大前研一通信」“電子町内会”での発言(ノムラの部分を抜粋している)

クソ・ジャーナリズム
04/06/07 22:05

皆さん、こんにちは。
ノムです。

地村さんの次男が煙草を喫ったかどうかということですが。・・・・
地村さんが抗議して、新潮社が警察情報だと云い、警察がまた新潮社に抗議する、という展開になっています。

喫煙がよしんば事実だったとしても、それをメジャー週刊誌が騒ぐほどのものなのか。北朝鮮から帰ったばかりの、いはば裸で放り出された敏感な若者に、もっと暖かい目は持てぬのか。クソ・ジャーナリズムと思います。報道の自由、知る権利、などと関係ない。

−−と云うメールを仲間に送ったら、反論がありました(反論は省略)。−−

これは再反論ではありません。

1.喫煙は、今直ちに騒がなければならなかったものか。(日本の中学生で喫っている者はいっぱいいる。良いことでないのは分かっている。しかしそれをイチイチ問題にしているのか)。事実であるにしても、少し待ってやれなかったのか、とボクは云っているのであります。

2.私は報道であれ何であれ、世の中を良くしてゆく、ということが根本の使命にあると思うのです。ある個人を攻撃する場合にも、それによってその個人が、社会が、良い方に向かってゆくように、その祈りがなければならぬと思います。単に面白そうだから書く、それをクソ・ジャーナリズムというのです。地村氏次男がよし喫煙したとしても、注意して止めさせばいいことではないですか。大手出版社が直ちに斬りつけなければならぬものか。武士の情、は無くなったのか。
ということを気にした訳です。(続く)

続きです。

1.警察は新潮社に抗議しました。警察が情報を流したとすればまさしく「プライバシーの侵害」
になります。その上で新潮社に抗議したとすれば、官憲による
「言論弾圧」
になるでしょう。逆に警察が正しいとすれば新潮社の
「捏造報道」
になります。これは互いに引き下がれません。問題は大きくなるし、大きくする価値はあります。

2.この件に関して、色んな人が色々云うのか、知らんぷりするのか、誰がどう云う態度を取るか、それが面白いです。

特に私は、櫻井よしこさん、立花隆さんが、どのようなコメントするのか、しないのか、注目しています。例の真紀子さん娘離婚のとき、二人とも徹底的に報道の自由を主張しました。

櫻井さんに注目するのは、彼女が北朝鮮拉致被害者・「家族会」「救う会」のシンパで、大きな集会の時、よく司会をしているからです。(アジテーター的司会で私はあまり好きでありません。住基台帳や道路公団に関する発言をみても、あまり頭のいい人のようには思えません。)

04/06/07(月) 21:27

 

よど号ハイジャック犯、返品
04/07/07 21:34

皆さん、こんにちは。
ノムです。

よど号ハイジャック犯を日本へ返すそうですが、彼らが有本恵子さんはじめ多くの日本人拉致に関係したことは間違いのないことですから、金正日の魂胆は一つと思います。

1.彼らに日本人拉致の多くの責任をおっかぶせる。
2.そして、日本人同士の問題、にすり替える。少なくとも日本人自らが共犯者であったことにする。

04/07/07(水) 21:22



RE^2:よど号ハイジャック犯、返品
04/07/09 23:26 05020へのコメント

S さん、皆さん、こんにちは。

> 祖国に対しては、犯罪者という点では、ジェンキンス氏と立場が同じですが、
> ジェンキンス氏は、北朝鮮から出たがってはいないやに思えます。
> 双方の差は何なんでしょうかねー?

彼らがどう思っているか、の差ではなく、金正日が彼らをどう思っているかの差だと思います。よど号ハイジャッカーについて云えば、彼らが有本恵子さんはじめ多くの日本人拉致に関係したことは間違いのないことですから、金正日の魂胆は一つと思います。

1.彼らに日本人拉致の多くの責任をおっかぶせる。
2.そして、日本人同士の問題、にすり替える。少なくとも日本人自らが共犯者であったことにする。

よど号犯が本当に日本へ帰りたがっているかどうかは分かりません。しかし金正日が、自分たちを必用としなくなったことは感じているのだと思います。北朝鮮において、必用でなくなった人間が、その後の人生をどのように辿るかを、彼らはよく知っていると思います。

次の拉致被害者十人との関係で、この動きは注目できると思います。

04/07/09(金) 23:16

 

ノムさん RE^3:小泉再訪朝評価
04/07/10 07:39 05022へのコメント

曽我ひとみさん (ジャカルタにて家族再会)

最も地味に見えた人が、最大のスターでしたね。凄い抱擁でした。ブチュッ!という音が聞こえました。

小泉再訪朝の評価は概ね次のようなものです。

1.金正日にしてやられた。
2.拉致被害者を政治利用している。

7月2日付・読売新聞社説によれば、
『小泉首相は再訪朝の際、人道支援の名目で、二十五万トンの食糧と千万ドル相当の医薬品の支援を表明したが、まだ実施はしていない。』

小泉さんはこれらについて、“期日”の約束、いつ迄、との言質を与えていないのです。このことはクライン孝子さんが産経新聞で指摘して、私は目を開かれましたが、なぜかマスコミ・評論家は知らん顔をしています。そして読売の社説を信じるなら、現在まだ、
「何もやっていない」
のです。

しかし五人の子供は帰り、いま、曽我さんの家族が合流できました。
公平に見て、“してやられている”のはどっちですか?
小泉さんには武力で威嚇する手がない。核をちらつかせテポドンを蠢かせる金正日と、公平な立場の戦さをしているのではないのです。

−−−−−−−−−−−−−−−

地村恵未さん(22)
      保彦さん(20)
      清志さん(16)

蓮池重代さん(22)
       克也さん(19)

       美花さん(21)
   ブリンダさん(18)

これは何を意味していますか? “年頃”である、ということです。
誰もこのことに触れない。当事者は遠慮して、しかし切実であったはずなのに。
評論家たちは鈍感で。
他の家族、支援者たちもなぜか? 気づかないはずないのに口をつぐんでいる。

小泉再訪朝を拙速であったと多くの人が評しました。政治利用だといいました。もっとゆっくり金正日を締め上げ(経済制裁をし)音を上げるのを待つべきだと云いました。しかし、時間の余裕はあったでしょうか。 親の気持ちで考えて下さい。取り戻すすべは更に制約されるのです。正に“人道的に”不可能になり得たのです。この視点について誰も何も云わない。

−−−−−−−−−−

政治利用との声があります。政治家が政治的配慮をするのは当然でしょう。その能力のない者を国民は望むのでしょうか。それはさておき、では
「別な適当な時期」
があったのかどうか、検討してみましょう。

『改正外為法』
2004/01/28 衆議院に法案提出、衆議院財務金融委員会にて質疑・可決
        01/29 衆議院本会議で可決
        02/09 参議院本会議で可決・成立
        02/16 公布
        02/26 施行

これは明らかに北朝鮮を標的にした法律ですから、法案提出前に訪朝することは、成立への「気運」を殺ぐ恐れがありました。 もし金正日から誘われても、小泉さんは行かなかったと思います。事実、誘いは度々かかっていた形跡があります。又、法律が成立・施行された直後では、金正日が面子もあって会談を求めなかったでしょう。

         05/22 小泉総理再訪朝

『特定船舶入港禁止』法案
         06/01 衆議院国土交通委員会可決
         06/03 衆議院本会議で可決
         06/14 参議院で可決・成立
         06/18 公布

これを見ても5/22の再訪朝は、ここにしかないタイミングであったことが分かります。小泉さんは、「特定船舶入港禁止法」を成立させる積もりでしたから、その直前を選んだのです。余り前であれば、北朝鮮融和派の法案つぶしに、策動時間を与えました。だから「直前」である必用があったのです。

法案成立後ならどうでしょうか?
金正日が会うといいますか? ゴロツキは面子がいのちです。自分への制裁法を成立させたばかりの男と、握手し、まして人質を返せますか?
あの日以外、子供を奪還し制裁法を成立させる条件の、両立する日はなかったのです。鳶が上空を旋回しながら瞬間に直降下し獲物を捕らえるように、あの日小泉は子供たちを奪還したのです。

横田めぐみさんをはじめ十人の行方不明者、他の200人とも云われる該当疑惑者。

十人の行方不明者について、5/22のあの席で“具体的に”金正日が話すと云うことは、最初から「あり得ない」ことでした。そのような屈辱を、金正日が受容れるはずありません。「再調査する(今まではウソだった)」と云うのが、ギリギリ最高レベルの発言でしょう。家族会の激昂は、気持ちを分からぬ訳でありませんが、冷静に考えれば評価を誤ったと思います。そして、曽我ひとみさん家族が合流した今、いよいよ十人の問題にとりかかるのです。よど号ハイジャック犯の日本への「返品」も、その一環でしょう。今までは、彼らが語ることを恐れて北朝鮮に留め置いたのですが、おそらく、むしろしゃべらせようと、考えを変えたのだろうと思います。真実(のごく一部でしょうが)を朝鮮人でなく日本人にしゃべらせようとしているのです。

04/07/10(土) 07:36

 

RE^5:小泉再訪朝評価
04/07/10 21:42 05032へのコメント

M さん、皆さん、こんにちは。

> 確か、外務報道官が正式に「曽我さん家族とジェンキンスさんをインドネシアに
> 無事送り出したことを条件として8月中には25万トンの食糧支援実施の見通し」
> と発表したのではなかったでしょうか?

そのことは知りませんでした。これからのニュースを注目してみます。

> 仮に8月中に日本が何もしなければ、"してやられている"のが北朝鮮だと評価す
> る余地はあるでしょう。現段階ではそれは過大評価だと思います。

これも注目します。ただ逆に小泉さんが、期限のない約束を頼りに相手に何かを与えたら、日本では「間抜け」程度の罵倒ではすまないでしょうね。

> 国民にアピールできるだけの実績・成果をあげて、それを大々的にアピールする
> こと自体は当然のことです。しかし、今回の場合は、米国と話が何も決着してい
> ない段階でインドネシアで一時的に家族が会うということが、何も解決になって
> いない、会ったことで逆にその後家族に余計につらい目にあわせることにもなり
> かねないという話です。

これからどのような展開を見せるか、それは分かりません。「会ったことで逆にその後家族に余計につらい目にあわせることにもなりかねないという話」というのは、では、会わせることと会わせなかったことに差はないということでしょうか。私はそうは思わない。どのような悲惨な結末を向かえようと、あの家族の誰一人、会わなかった方が良かったと、将来後悔すると思えません。勿論、それは私がそう思うのであって、ひとのことは私には分かりませんが。

私がいいたかったことは、年頃の青年たちがいた。その奪還には時間の余裕がなかった、ということです。そして「特定船舶入港禁止法案」上程のあとでは、金正日が子供たちを返さなかった、と思うことです。子供たちが「危険な状況」であったということは、親たちには切実だったと思います。私は子の親としてそれを思うのですが、誰も云わないのが不思議だと申し上げているのです。

04/07/10(土) 21:16



RE:粛正?
04/07/15 06:43 05052へのコメント(参議院選挙のあと)

K さん、皆さん、こんにちは。

「支援組織の集票力で明暗=民主・労組と自民・業界団体【20参院選】」
という記事がアチコチで出ていますが、自民党から「組織票」が大きく離れました。小泉が自民党をぶっこわすと云った、それが形として現れているのだろうと思います。私はそれを悪いことと思っていません。服は一度脱がなければ着替えできない。

一方民主党からは大労組、自治労、日教組、等をバックにした人々が、軒並み上位で当選してきました。同和票も取り込みました。これは野中広務・鈴木宗男ラインから民主へ移ったと思えます。又、投票権はありませんでしたが投票以外の強力な民主党への支援を「民団」は呼びかけていました。「外国人参政権」にからんでのことです。

> にちゃんねるで見たんですが、橋本派やら亀井派の議員が
> 軒並み落ちてるんですねぇ、

組織(既得権益)票の減衰が両派に影響したと云えると思います。
民主党の幹部(岡田代表、藤井幹事長、小澤さん、鳩山さん)すべて旧竹下派ですね。橋本派が握っていた票が、こっちへ移ったとも想像できます。又、共産党が減った分民主党が増えたと考えれば、民主党が、共産党支持者が投票できる政党になったとも云えます。つまり民主党は非常に「幅広い」政党になったのです。
よど号ハイジャック事件に共感した人まで当選してきました。

> 深く静かに見えないところで自民党内の粛正が始まってるんですね。

小泉の橋本派支持基盤への攻撃ですね。その多くが民主党へ移動している今、更に攻撃を強めるでしょう。近々、民主党は「抵抗勢力」として姿を見せ始めるでしょう。

私の今回選挙の感想は、「民主党の自民党化」です。そして自民党は自らの服を脱ぎはじめているのです。次回衆議院選挙までにどうなってゆくか、注視します。

04/07/15(木) 06:15



ジェンキンス氏来日
04/07/16 23:41

皆さん、こんにちは。
ノムです。

これはおそらく日本の同行医が脅かしたね。知恵者がいるんだ、日本にも。

“あんた、急いでちゃんとした治療受けんとイノチないよ。日本にはええ病院がいっぱいあるよ。”

あのオッサン、意気地なしの臆病者みたいだから、下手な説得よりもこれが一番効いたんだ。証拠はないが、オレはそう思う。確信する。

病院へ逃げ込むというのも、昔はよう使われた“手”や。
アメリカとの時間稼ぎはできるし、ベーカーさんは道筋を示して呉れるし。

誰のシナリオか知らんけど、亡くなったばかりの原田泰夫九段の名調子で、
拍手拍手
やね。(原田さんも確か新潟ですな?)

04/07/16(金) 23:24



RE^2:ジェンキンス氏来日
04/07/17 12:59 05098へのコメント

R さん、皆さん、こんにちは。

> この説得法をなぜ平壌で小泉さんはやらなっかたのでしょうか!
> ジェンキンスさんの健康状態が悪いと言うことがこの段階では分からなかった?

R さんが当事者として、医者でない小泉さんに云われて信じますか?
私ならこの「ソウリ」はなんちゅうアホ云うかと思うね。

> 細田長官の「北朝鮮の努力によるところが大きい」発言
> はどうも違和感を感じますが・・・私だけでしょうか。

外交上の言葉を私は都度まともには受けないですね。外交辞令もあるでしょう。
ホメ殺しもあるでしょう。従って小泉さんの「二年以内云々」も、撒餌みたいなもんと思います。

04/07/17(土) 12:41



RE^2:ジェンキンス氏来日
04/07/20 07:08 05136へのコメント

Y さん、皆さん、こんにちは。
ノムです。

> ジェンキンス爺さんは、ひとみさんの強烈なブチューッで一気に洗脳
> 状態が解けたものと思われます。(笑)

日本の歴史上、最高、最強の「接吻」でしたね。
小泉さんは、「感動した!」と心で云ったでしょう。
キムの野郎も参ったんじゃないかな。

昨日朝のテレビ朝日で女性コメンテーターが、「なぜチャーター機を使わなければいけないのか。なぜこんなに騒ぐのかと、疑問を持つ人もいる」とイヤな言い方をしていました。自分がそう思うなら、そうと云えばいいんだ。國の威信とか誇りとかいうものが思考回路にないんだ。

> それにしても、あまりにも呆気ない事態の進展ですよね。

見事でした。誰の作戦か、完璧でした。
なぜ新聞はそれを評価しないのか。
北朝鮮随行員三人から完全に遮断したこと。決着をつけてから顔を立てるためのみに会わせたこと。

日本のマスコミがあの三人を追いかけ回したことも、奴等は面食らったんじゃないかな。ハエがたかるようなもんだからね。ほとんどたまげたと思うね。「そんなに俺たちを監視するな」なんてね。はは。怪我の功名ですが、今回はきわめて有効だったと思います。愉快々々。はは。

小泉の奪還計画は着々進行しているではないですか。
現れたことをまず素直に見ること。
裏を考えるのはその後とすること。
日本の報道陣に欠けているのは、本質として必用な、この姿勢と思います。

04/07/20(火) 06:47



軍撤収、人質解放
04/07/23 07:00

皆さん、こんにちは。

イラクにおけるフィリピン人の人質が、フィリピン軍撤収を受けて解放されました。
この件に関して、日本の政党責任者の談話が聞こえてきませんね。私のニュースの拾い方が悪いのでしょうか。

ここはちゃんと談話を出すべきだし、メディアは取るべきです。そして今回の決定が、どのように次につながってゆくかを、試験管をみるように点検すべきです。

04/07/23(金) 06:37




放送法改定
04/07/23 07:00

皆さん、こんにちは。
ノムです。
毎日新聞2004.07.20によりますと、

<放送法>自民が改正を検討 政治的公平の削除狙う
自民党が、メディアの政治的中立を定めた放送法を改正する方向で検討を始めた。

とあります。
これは各メディア、しゃかりきに反対するでしょう。理由はただ一つ、現在既に自分たちが「政治的中立」でないことを、露わにしなければならなくなるからです。

公平とか公正、中立というものは、世にあり得ない。無意味以上の誤魔化し規定は、速やかに取っ払うべきです。

04/07/23(金) 06:53



RE^2:軍撤収、人質解放
04/07/25 20:35 05188へのコメント

R さん、皆さん、こんにちは。

R さんのおっしゃることは賛成反対は別として、R さんのご意見として拝聴します。が、私が問いかけたのはそんなことではまったくないのです。

なぜ報道陣が「取材しないか」と、問いかけているのです。これは、日本にとってもリアルなテーマでしょう。

更に分かりやすく云うならば、政党責任者見解の内容には興味なく、なぜ質問しないのか、取材しないのか、を問いかけているのです。私が記者ならば取材します。その価値と必用があると思います。

私には、あえて取材しなかった、としか思えません。
自民党の答えは分かっています。公明党も自民党に並ぶでしょう。共産党、社民党の答えも明らかでしょう。だから意図して取材しないか、取材してもその結果を出さないのです。

アメリカの記者に質問された岡田さんがどのような答えをするか、楽しみです。

なお、この主旨の質問を五大紙にしました。答えがあったのは今のところ一紙のみです。

(質問)
**新聞社
広報部 御中

イラクにおけるフィリピン人の人質が、フィリピン軍撤収を受けて解放されました。
この件に関して、日本の政党責任者の談話が聞こえてきませんね。報道陣も取材をしないのでしょうか。特に渡米前の民主党・岡田代表などには、聞いておくべきと思います。アメリカ人記者に先にとられたのでは、恥ずかしいように思いますが。

日本人人質のときには、あれだけ騒いだのです。
各政党代表は、きちんとコメントするべきだし、報道陣は取材しなければいけないと思います。そして今回のアロヨ大統領の決定がどのように次につながってゆくかを、試験管をみるように点検すべきです。人ごとではないのです。

私の見落としであれば、出ている場所を、お教え下さい。


(回答)一社のみ

> メールいただきました。
> ご指摘は編集局の担当部に回しております。
> 今後の取材・紙面づくりの参考にさせていただきます。
> 民主党・岡田代表など政党代表の見解は紙面には見当たりません。

> 取り急ぎお礼まで。
> 今後とも**新聞をよろしくお願いいたします。

04/07/25(日) 20:11



RE:脱北チャーター便
04/07/27 20:37 05207へのコメント

《産経新聞2004.07.27【ソウル=久保田るり子】
北朝鮮を脱出し東南アジアに滞在していた脱北者約二百人が二十七日午前、韓国のチャーター機でソウル空港から入国した。外交関係上の配慮から国名は明らかにされていないがベトナムからとみられる。これだけ多数の脱北者が一度に韓国入りするのは初めて。二十八日にも第二便で二百人以上が韓国入りを予定している。》

R さん、皆さん、こんにちは。
ノムです。

> 日本の拉致被害家族にとっては拉致問題急進展の朗報になりうること
> なのだろうか!
> 日韓首脳会談が布石だとすると、小泉さんは凡人には分からない奥の
> 深い外交センスを持った希な天才政治家なのだろうか?

私は小泉総理は一貫して明確な戦略(最終目標の設定)のもとに動いていると思います。但し内政はともかく外交において「作戦」を説明することは、球種を相手バッターに教えるのと同じでしょう。総理は語らないし、又、語ってはならぬものです。

私たちは、言葉でなく現実に現れたものから、それを判断しなければならないと思います。判断ですから、人それぞれに違うでしょう。私は、小泉さんは明確な目標と意志のもと、金正日を攻めていると思います。第一段として五家族17名の奪還だったのです。今のところ見返りは何も与えておりません。見事な手腕であると、みんなはどうして素直に解釈できないのでしょうかね。

先日の、日韓首脳会談後の共同記者会見においても、
『質問に答える前に、日朝国交正常化について、一昨年の金正日氏との間の日朝平壌宣言を誠実に履行されるのであれば、正常化するという立場であることを明らかにしておきたい。拉致問題、核問題、ミサイル問題を総合的、包括的に解決された際に、正常化がなされるということである。』
と明確に、動かない立場を宣言しています。その上で、

『私の任期はあと2年ほどであるが、その間に、日朝平壌宣言が誠実に履行されれば、正常化がなされる。これが誠実に履行されれば2年にこだわらない。1年もあり得る。私は期間にはこだわらない。誠実な履行がなければ1年経っても2年経っても、3年経ってもない。望ましいことは、できるだけ早く日朝平壌宣言を誠実に履行することである。時期にはこだわらない。』

“私は期間にはこだわらない。誠実な履行がなければ1年経っても2年経っても、3年経ってもない。望ましいことは、できるだけ早く日朝平壌宣言を誠実に履行することである。時期にはこだわらない。”−−−これだけの明確なメッセージからどうして、小泉はのめり込んでいる、功をあせっている、という 批判が出るのでしょうか。
日本のマスメディア、評論家に、言葉の読解力が欠落しているか、意図的にねじ曲げているかです。「時期にはこだわらない」と云っているのです。いつになっても、こっちはかまわない、と云っているのです。おそろしく冷静なのです。

小泉総理に明確な戦略があると信じて事態の推移を見れば、ほとんど筋書き通りに進展しているのが分かります。これから十人の問題、それが終わっても100人200人の問題を出すでしょう。いま出さないのは、いま出すことが得策でないだけの話しです。

もう間もなく金正日は、小泉という泥沼に足を突っ込んだことに気づくでしょう。
小泉が恐ろしい男であることを知るでしょうね。既に感じているかも知れない。

(因みに気づいた時は手遅れだったのが経世会ですね。公共事業、北朝鮮、郵政、同和、日歯連、・・日歯連は民主党にも関係しているはずです。しんぶん赤旗には出ています。民主党が静かでしょう、あそこの執行部も経世会です。今回の参議院選挙も減ったのは経世会橋本派なのです。)

小泉さんの目的は、はっきりしていると私は思います。金正日打倒、です。
私の任期はあと二年だ、というのは凄味を秘めた言葉かも知れません。

04/07/27(火) 20:09

ノムさんのエッセー目次へ

「やまて喫茶室」表紙へ