11/01/29
皆さん、こんにちは。

私はこの「時事短評」と別に、「観た、聴いた、読んだ、食った」というのを書いています。
本欄もそうですが、観た、聴いた・・・は更に輪をかけた勝手なもので、自分のための備忘録のようなものです。

前の日曜日、23日、所属するカトリック山手教会の事務所で、私宛の手紙を手渡されました。Yさんとおっしゃる初めての方で、丁寧な楷書でした。私は帰宅して開封しました。

Yさんは私の「観た、聴いた・・・」の中の「朝鮮で聖者と呼ばれた日本人」を読まれ、その本の著者・田中秀雄氏、主人公・重松@修(マサナオ、マサは高+昇)氏のご遺族、お嬢様と面識があり、私のサイトをお二人に知らせ、非常に喜ばれた、というものでした。更にお嬢様(84歳)は、「朝鮮農村物語」を野村さんにお貸ししたいとおっしゃっているとのことで、私は是非読ませて頂きたいと、Yさんへ返信しました。

その「朝鮮農村物語」、正続二冊が、今夕、私の手元に届きました。
昭和16年の発刊(送られた本は第二刷、昭和17年5月10日=私の生後40日)、続編は昭和20年3月30日発行です。終戦まで半年に満ちません。
正編は481頁二段、続編は433頁一段。相当な大作です。これはよそ見せず、息を詰めて読まなければなりません。
「残念ながら一冊しか無いので、差し上げることが出来ない」
と、お手紙にあります。家宝、でしょうね。


 


 

私は、「復刊ドットコム」へ本書の復刊をリクエストしました。Y氏も既にリクエストされているようです。
田中秀雄氏の『朝鮮で聖者と呼ばれた日本人』をお薦めすると共に、『朝鮮農村物語』の復刊を、応援して下されば、幸いです。

ノムさんの、「観た、聴いた、読んだ、食った」
劇団四季  『人間になりたがった猫』  『雪ん子』

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