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2008/06/05
皆さん、こんにちは。
今日は、ドイツ・フランクフルト教区(*注)にお住まいの
Atsuko Lenarz さんよりの便りを、ご本人の了解のもと、全文そのまま紹介致します。
その前に一言だけ、今日の産経新聞一面に、
「結婚」条件は違憲
最高裁 婚外子の国籍認める
とあって、フィリピン人女性と、日本人を父とするその子の、“跳び上がって喜ぶ”姿が出ています。
これは、いい写真ですね。
そして、日本国籍の取れたことがこれほど嬉しいのかと、そのことに感動しました。
私は、この国が好きで好きでたまらない人間ですから、この家族の喜びに共鳴します。
From: Atsuko Lenarz Sent: Monday, June 02, 2008 6:36 PM To: nomusan Subject: return to Frankfurt
野村様
お元気でご活躍のことと存じます。私は5月21日にローマから戻りました。余りにも久しぶりのことで、初めても同様でしたが、好天気に恵まれ有意義な滞在が出来まして喜んでおります。
水曜日の教皇集団謁見の切符を入手し、朝一番で駆けつけたため最前列の席が取れて感激しております。
アッシジではフランチェスコとクララが清貧に徹した生活を営んだ場所を数箇所訪れましたが、その時に思ったのは、かつて一世を風靡した[階級闘争]や[解放の神学]などの思想がいかに冷たい無味乾燥なものであるかということです。
このような人間不在のイデオロギーが人間を救済することは絶対に出来ないことを改めて確信しました。
偶然ながら、修道士のためのミサに参列することも出来ましたが、本当に心のこもった暖かいミサで忘れがたい思い出になりました。
ローマでは駅近くの有名教会のラテン語ミサに参列しました。ミサには世界中からの旅行者が来ており、国際化が叫ばれる現在、教会での共通語は英語ではなくラテン語であることを再認識しました。

但し今回の旅行で不安を感じたのは、イタリアの有名教会が次第に統制を欠いた無料博物館化していることです。
特に欧米人観光客のマナーの悪さは目立ちました。今、どのような場所に立っているのか、という認識と自覚を欠いた人々が非常に多く、見苦しい光景は頻繁に見られました。日本人、韓国人もたくさん来ていましたが、欧米人に比して最低限のマナーと秩序は弁えているようでほっとしました。そんな訳である教会で、ドイツからの巡礼団が宗教画を鑑賞した後で、司祭と共に聖母賛歌を歌っている光景に出くわした時には、ようやく教会が教会らしくなったような感じがして安心しました。
自己満足ですが、日本に因んだ物も含めて、一般の観光本などで余り紹介されていない写真をお送りさせて頂きます。お粗末技術ですのでお笑い下さい。
1・ヴァティカン図書館の壁画。教皇Sixtus5世訪問に赴く天正遣欧使節団の行列。

2・サンタ・マリア・マッジョーレ教会内。
教皇パウロ5世の碑文。
コンゴ、ペルシャ、日本からの使節団を謁見とありますが、これは支倉常長のことです。

3・イエズス会教会内。日本に長く滞在された故アルペ総長の墓碑。

4・13世紀に教皇がローマ貴族の迫害を逃れて住んだ宮殿。コンクラーヴェという言葉が発生した場所。

5・集団謁見のため教皇がご登場された瞬間。(冒頭に貼りました)
これから以前、お話ししたようなテーマで少しづつ文章を書いてみるつもりですので、忘れて気長にお待ち下さいませ。
Atsuko Lenarz
さんからはヨーロッパ、特にドイツでの教会の様子、信徒の状況などがレポートされると思います。
都度、本サイトに紹介致しますので、期待してお待ち下さい。
(*)「フランクフルトは、リンブルク教区の一部とされています。この辺りの事情については、いずれ書くつもりです。」との、Atsuko
Lenarz さんの知らせがありました。
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「教会の政治的言動を憂慮する会」
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