2001.10.13〜14日
日本よりも外国の方で有名なこの修道院及びマリア様の御像については、エンデルレ書店発行・安田貞治神父著『聖母マリア像の涙』をお読み下さい。13日、7名の宿泊客があり、私以外の6名は米軍三沢基地のNAVY家族であった。ここへ来るのは3回目だと言っていた。翌日夫婦の宿泊客があって、マレーシア人で英語の先生(岩手大学教授)だった(インド系の方と思う)。ミサでは正確に「主の祈り」を唱えられた。 三沢の方々が何を祈ったのか。平和、だったろうと想像する。 韓国の人たちはチャーター便で、250名、290名という規模で巡礼されるそうである。聖体奉仕会のシスターたちでは対応しきれないのであるが、彼の人たちは自分たちですべてをコントロールし、使った場所は完璧に片付け、チリ一つ残さず去ってゆくそうである。この場所を訪れたいと希望する韓国人が150万人いるという。その1%が毎年来られても、素晴らしいことである。 そのこともあってか、立派な聖堂が建設中であった。「浦野堂宮建築工芸」で施工されていて、棟梁の浦野氏にも話を伺えた。お分かりのように、宮大工による「神社」様式の聖堂である。日本よりも外国で有名な場所で、もっとも深く日本的な様式の聖堂が建築される、これはとても意義深いことに思える。 まだ行っておられない方には是非行かれることをお勧めします。 室内の写真撮影は禁じられておりますし、新しい聖堂の写真もアップする許可を得ていませんので、遠景及び断片のみと致します。どうか現地へ巡礼なさって下さい。 |
「聖マリアの家(巡礼者用宿舎)」正面 |
マリア庭園入口 |
雨の中、祈る修道女 |
子羊の苑(十字架の道行)より新聖堂を望む |
新聖堂正面 |
梅もどき |
ヨゼフの森 |
子羊の苑
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