2014年4月9日
鎌倉市、市庁舎内の赤旗勧誘禁止


産経新聞 2014.04.05
神奈川県鎌倉市で共産党市議らが、同党機関紙「しんぶん赤旗」を市庁舎内で勧誘・配布・集金していることに対し、市が平成26年度から、「職務の中立性」を理由に執務室内での政党機関紙をはじめとした物品に絡む勧誘などの行為を禁止したことが4日、分かった。赤旗をめぐる同様行為は全国の自治体で慣例化しているとみられるが、禁止に踏み切るのは異例。関係者によると、同市庁舎内では共産市議らが係長級以上の職員に赤旗の購読を勧誘する状況が30年以上継続。同市職員の労働組合は共産系労組の自治労連に加盟しており、約500部が配布されていたという。この問題をめぐっては昨年、同市議会で自民党市議が「(共産市議が)機関紙を購読するよう市職員に求めるのは、心理的強制に当たるのではないか」と指摘。これに対し、松尾崇市長が「禁止をしていくということで検討する」と答弁していた。同市は25年度まで、市庁舎管理規定に基づき、「公務の円滑かつ適正な執行が確保されること」を条件に赤旗を含む政党機関紙の配布については事実上、容認していた。しかし、市は今年度から「執務室での物品の販売」を禁止する新たな基準を追加。これにより、庁舎内での政党機関紙の販売は事実上不可能となった。保険勧誘や飲食物の販売なども制限される。共産党県委員会は「正当な政治活動との認識は変わらないが、決まったことには従う」と話している。


∪さんへ>
上のニュースは、∪さんから前に聞いていましたが、共産党議員による市役所内での「勧誘活動」禁止が、市議会で議決されたそうですね。禁止議決されたのは鎌倉が初めてのようですが、“勧誘”は全国の多くの役所でやられているようです。セコイ話ですな。
本件報道、ネットで見る限り産経系にしか出ていません。
赤旗日曜版にどう出るか、楽しみです。
出ない可能性が強いです。「報道の自由」は略された言葉で、正確には、「報道するしないの、報道側の自由」ですから。同じように自民党が「自由民主」の販売をすれば、朝日毎日は発狂するでしょう。
 

鎌倉市在住、畏友 U氏より
昨年4月の鎌倉市議選は28名の定数が26名に減った中での激戦でした。共産党は4名から2名に、鎌倉ネットワークも4名から2名に議員数を減らした中で、新たに3名の当選者を出した自民系の若手議員の初仕事でした。市の職員から出ていた苦情、即ち、共産党市会議員からしんぶん赤旗購読を強要され、年間4万円近くの購読料負担に不満を持つ市職員が500人以上いる、という事実を暴露し、その種の強要を止めさせよと市議会で市長への要望を出しました。
私達もビラ配りなどの街頭活動で協力し、ついに禁止という結果を得るのに約一年掛かりました。鎌倉市役所に出入りする新聞社は少なく、産経の他は神奈川新聞がありますが、神奈川新聞ににとっては凶報、という事情もあって産経のみの報道となっても不思議ではありません。

[固定アドレス]
[Home]

本文発信者は「野村かつよし」です。ご意見はこちらへ→