2013年1月3日
謹賀新年

横浜は風もない穏やかな年明けでした。二日三日は風が出ましたが、それでも好天には変わりありません。今日三日の夜空は透明で、星が輝いています。写真は拙宅の椿を吸いに来るメジロです。私は小鳥で一番好きなのが雀で、この上なく愛らしい。二番目がメジロです。じっとしていないのと、椿の葉と同色なのでピントが合わせにくく、きっちり撮影するのは難しい。これは窓越しの撮影で、相手は気付いていません。椿は白の侘助です。

ムクドリも来ます。私はこれを余り好きでありません。メジロや雀を追い払うからです。

さて、私は、皆様もそうでしょうが、原発問題に大きな関心を持っています。福島第一原発の事故には、私も大きな衝撃を受けました。福島を契機に考え続けていることは、これからも折にふれ書いていきたいと思います。

昨年末12月16日の衆議院選挙では、「脱原発」「卒原発」を謳わなかった唯一の政党、自民党が圧勝しました。
その後報道によれば、政権に就いた自民党の茂木経産相は12月28日、日本経済新聞社などとのインタビューににおいて、「民主党の原発ゼロは根拠がない。我々は3年間で省エネルギーの徹底、再生可能エネルギーの拡大を進め、10年以内に持続可能な電源比率を決める。エネルギー基本計画は総合資源エネルギー調査会などで検討する。(作成は)来年7月ごろに間に合うように考える」と述べています(日経12月29日)。

安倍首相は12月29日、福島第一原発等を視察し、「希望を政策にするのではなく、責任あるエネルギー政策を進めていく」(産経新聞12月30日)、「希望の段階では直ちに政策になっていかない。責任あるエネルギー政策を進める」(日経新聞、同)と述べ、見直しを示唆しています。

私は、これらの方向は当然であると思いますが、「反原発運動」はどのように動くでしょうか。先の衆議院選挙で「反原発」「卒原発」を訴えた人々は、なおもその方向で動くでしょうか。あるいは「反原発」「卒原発」は“票にならない”と判断し、他の謳い文句にスイッチするでしょうか。

又、「反原発国会デモ」等は盛大に起こるでしょうか。

私自身は、政治家たちの「反原発熱」は冷める、大きなデモも起こらないと予測しますが、どうなりますか。興味をもって眺めます。

  

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