ニセ平和主義者の仮面を剥がせ

朝 岡 昌 史

(「ヴァチカンの道」第40号 Apr.20.2003掲載)

日本赤軍と手を組んで平和を唱える
「カトリック正義と平和協議会(以下、正平協と略す)」の怪
 

 警視庁と大阪府警の合同捜査本部は、2,000年12月24日早朝、同年11月8日に逮捕した赤軍派最高幹部 重信房子(当時55歳)の関係先を家宅捜索し多くの資料を押収した。それは重信容疑者の有印私文書偽造及び同行使、旅券不実記載など旅券法違反被疑事件に関するものだった。
 なーんだ大したことないじゃん、なんて言ってはいけません。あなたは赤軍派の実態をご存知ない。因みにパソコンを開いて「重信房子」と打ち込んでクリックしてみましょう。2,800件余のホームページが出るわ出るわ。その総てが重信を釈放せよ!日本赤軍への弾圧に反対! の大合唱です。その中には日本赤軍による60~70年代のテロの実績を自慢げに羅列したページがあるのですから、正気の沙汰ではありません。

 いわく、1,970年 日航「よど号」ハイジャック、71年 浅間山荘事件、72年 岡本某のテルアビブ空港乱射事件では104人が死亡または重軽傷、73年 オランダ上空で日航機ハイジャック、そして74年 ハーグのフランス大使館占拠事件。これはいま重信が裁かれている殺人未遂と逮捕監禁容疑の案件です。続いて77年 日航機をハイジャックし人質と引き換えに拘留されていた同志を奪還、600万ドルを略取。彼らは90年代まで毎年のように事件を起こしてきた極左暴力集団です。そして未だに武力闘争路線を捨てていない。
 しかし赤軍派の首魁 重信房子はホームページの写真で見るかぎり、小柄で世間にゴマンといるカワイイ子ちゃんに過ぎないのですから、そうです、人間は外見だけで評価してはいけないと言うことですネ。
 さて重信逮捕とアジトの捜索に対し赤軍派に同調するシンパや団体が激しく反発。警察や新聞各社の報道に対して、抗議の共同アピールを発表し全面的な対決姿勢を打ち出しました。

 アピールの全文が先のホームページに載っていますからお読みになるといいでしょう。アッと驚くのはこれからです。この抗議運動の「呼びかけ人」7団体と4個人の中に、なんと「日本カトリック正義と平和協議会事務局長」の肩書きを添えて木邨(きむら)健三の名が堂々と載っているのです。おまけに彼らは「私たちは」という第一人称を使って日本赤軍との親密関係を誇示しているではありませんか。
 一般信徒の知らぬ所で司教団直属の正平協が、こんな騒ぎを起こしているとは!これはウソでもなんでもない。インターネットで配信されている事実です。事は穏やかではありません。
 いまやキリスト教団体が左翼運動の急先鋒になっています。それも年を追うごとに先鋭化している。昨今、マスコミが放映するデモの映像に社民、共産系団体や左翼活動家に混じってキリスト教関係の人々がプラカードを片手に気勢を上げる姿がしばしば見られました。彼らは「憲法改悪反対」「教育改革を許すな」「有事法案の正体を暴こう」などと盛んに金切り声を上げています。
 これらの団体の世話人、または委員の中に必ずと言って良いくらい、カトリック正平協・木邨健三の名が、辻元清美や福島瑞穂らと並んで登場します。しかしその知名度とは裏腹に、彼の素性も経歴も謎に包まれています。正平協の人事も予算も鉄のカーテンに隠されて私たちは何ひとつ知ることができない。こんな所に信徒の献金が使われたらたまったもんじゃない!
 まてまて これしきの事でガタガタしたら男がすたれますぞ。

 脱線司教は革命運動のプロフェッショナルだ

 次の話。
「憲法9条を世界の宝に・ピース9の会」という市民団体があります。正平協の例の松浦悟郎補佐司教が音頭を取っている団体です。パソコンで検索してみましょう。上記の「 」の名を入れて検索すると7,700件もの関連ページが出てくる。その先頭で旗を振っておられるなんて、さぞご満悦でしょう。だけどこの司教、本職は何なのサ。

 設立趣意書は次のように呼びかけています。
 「クリスチャンでなくても構わない。改憲阻止のため3人から5人の小さいグループを作ろう」と。6人になれば二つに割る。そして「ピース9の会〇〇」と好きな名をつけて事務局に登録する。
 では何のために こんな妙な手法を採用するのでしょうか。分割された小さなグループ、つまりそれが「細胞」ですが、細胞の中の人間は仲間がどこにいて誰なのか互いに分からない。知っているのはリーダーだけです。そして趣意書は訴えます。
 「いつか憲法改正の国民投票(Xデー)がある時には 一致して改正反対の意思表示をしよう」。 「それを現実のものとするために、何らかの行動を起こしませんか」。「何らかの行動」というのは意味深長で不気味です。赤軍派のアジにのせられてテロに走る人間が出た場合、否、出ることを期待しつつ、と言った方がいいでしょう、当局およびバチカンの追跡を分断し、組織を防衛するための周到な布石です。

 この「3人組 組織細胞」は革命運動のプロが使う戦術です。この司教は一体どこで専門的なノーハウを身につけたのだろう。
 因みに「ピース9の会」の連絡先の電話03-5632-4444をダイヤルしてみましょう。すると江東区潮見にある正平協の本部につながります。つまり両者は事実上 同一団体だという事です。そして共に日本赤軍派と地下で繋がっている訳です。おお恐い!ホームページに目を通すと、会長の松浦補佐司教はテロリストのシンパ気取りに振舞っています。
 一般信徒が知らなくとも、教会の上層部がこれを知らぬ筈はない。彼は世情に疎くて左寄りになっているのではありません。筋金入りの活動家です。木邨健三正平協事務局長はもとより大塚喜直司教、大倉一美神父などは確信的に行動しています。岡田武夫大司教や森一弘司教も完全に洗脳されていて手の付けようがありません。

 皆さんは北朝鮮の拉致問題に関するカトリックメディアの論説をお読みになって奇異に感じませんでしたか。それらは「拉致は悪いが、日本はもっと悪いことをした」、という論旨で統一されていました。かつて社民党や共産党主導で行われた一連の反体制運動に、北朝鮮の資金が投入されていたことは既に広く知られています。カトリックメディアに見られる北朝鮮擁護の姿勢は未だに背後霊の呪いから抜け出せない彼らの業病です。
 これを裏付ける事実が出てきました。昨年11月、帰国した曽我ひとみさんら5人の拉致被害者に同行してきた「朝鮮赤十字」と言うのが、実は「朝鮮労働党」のダミーであることが発覚。これは昨年警視庁が逮捕した朝鮮総連元幹部の証言によって明らかになりました。
 注目すべきは彼らが「朝鮮赤十字」または「朝鮮カトリック教会」など、実在しない団体の名を騙って日本要人の抱き込み工作を展開していると言う証言です。中でもキリスト教の指導者層は全て工作の対象になっていると話しています。ヤッパリそうだったんだー。

 終戦後しばらくの間、日本人の多くが共産主義を好感を持って迎えました。ダークダックスのロシア民謡が流行したあの時代です。当時 世界の各地で社会主義国家樹立の実験が行われましたが今は見る影もありません。ソ連と東欧社会主義諸国の総崩れで、日本の左翼活動家たちは一時居所を失いましたが、それに替わって頭でっかちで社会常識に欠ける、プロテスタントを含むキリスト教団体が絶好の受け皿になりました。  
 2002年2月に公安調査庁および警視庁がチェックした過激派関連組織の中に、赤軍派,、革マル派、オウム真理教等と並んでキリスト教関係者の名が出ています。団体の中に「日本カトリック正義と平和協議会」が、個人の中に「木邨健三」がここにも名を連ねています。実に困った問題です。
 正平協がこれほど大きく脱線している時に、良識ある司教様までが目をツブッていてよいのでしょうか。司教団の機関紙とされるカトリック新聞の偏向をおかしいとお思いにならないでしょうか。
 聖職者や、その側近と言われる人達の周辺に、極左の活動家が潜り込んで運動している筈です。胸に手を当てて思い出して下さい。イデオロギーに洗脳された彼らの発言が、「聖書」より「人権」に、「霊性」より「社会改革」に傾いているのは、私たち信徒がイヤというほど体験しているところです。

 ニセ平和主義者、その痴呆の程度

 司教団のブレーンであり、いっぱしの論客としてカトリック新聞を牛耳っている酒井新二氏に近頃投げやりな言葉が目立ちます。有事法制を「戦争法」とは恐れ入る。それが沖縄攻防戦や広島・長崎の悲劇の再現になると何の脈絡もないものを結びつけて煽動なさる。そして日本は「戦争に向かってまっしぐら」に走っているそうな。まあ中学生か高校生が言うなら許されもしましょう。しかし言論界の長老である氏の発言とすれば、これ、老人ボケとちゃうか?
 今の日本にとって世界規模での経済活動が国民を支える生命線であることは、現実の姿をみれば誰も否定できないでしょう。だからこそ日本に対するテロの危険性はいつでも、どこにでも存在しています。国際テロは一国や二国では防ぎ切れない。多国間で情報を交換できるネットワークを作らねばなりません。テロ制圧のためには武力も必要です。が、酒井氏らは「それはダメだ。テロリストと事前に話合って説得すれば良い」などと言っています。でもサー 隠れているテロリストをどうして説得するつもりなの?全くバカバカしくて話にもならない。

 では日本司教団及び正平協らが騒ぎ出している「有事法制反対」、「憲法改悪反対」などの論拠はどこにあるのでしょうか?考えてみましょう。
 憲法9条の言うところは「絶対平和主義」です。これを明確に主張したのは福音書のイエスの言葉です。右の頬を殴られたら左の頬も出しなさい。上着を取られたら下着も与えなさい。女に10万円騙されたらあと10万円持たせなさい、とは書いてないが・・・ このような絶対平和主義は私たち凡人にはあまりにも厳しい教えです。世情に何の関心もない修験者には崇高な原理たりえても、社会の秩序を真剣に考える人にとっては目の眩むような言葉です。だから私は絶対平和主義を現世の次元では受け入れません。
 イエスは、世界はもうすぐ終わるのだと言う終末観をもっていました。この世が破滅し最後の審判は突然やって来る。そのとき世界は全てご破算になって神の国が到来するとなれば現世の名誉や財産を考えている暇はない。イエスが「私はこの世に平和をもたらすために来たのではない」と言われた意味もここにあります。この切迫した終末観の中でこそ絶対平和主義は成立するのです。
 しかし正平協の唱える平和は福音書のそれと似て非なるものです。だいたい彼らの聖書解釈はメチャクチャです。「マルクス主義の標榜する改革の精神こそ まさにイエスの隣人愛だ」と?「人間に害悪を及ぼす近代資本主義を打倒し、挫折に中で立ち止まっているマルクス主義を完全かつ理想的に実現するのがキリスト者の責任」だって?「人間が抑圧され差別されるとき、信仰者は戦いに立ち上がるのだ」そうだ。ヒェー!
 これらはみな、彼らのうたい文句です。実際こういう説教をするリッパな聖職者がいるんですから。モウ、カラスの勝手にせい。
 そもそも彼らは空想と現実を混同している。しかも物事の全体像を見ようとせず、極めて偏った視点から反対運動や闘争を構えるニセ平和主義者です。

 国家が非武装なら平和でいられるという幻想

 次の論点として彼らが引用するのは日本憲法前文の次の一節です。
 「日本国民は恒久の平和を念願し、人間相互の関係を支配する崇高な理想を深く自覚するものであって、平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を保持しようと決意した」。
 この「 」の中の文章はキーを叩いていても虫酸が走るような悪文です、が、それは置くとして、この箇所の意味は 力の論理が支配する国際社会の中にあって、丸裸のまま自国の運命を周辺諸国の手にお任せしましょう、と言うのですから物騒千万な話ですね。
 最近 北朝鮮など独裁国家のおぞましい実態が白日の下に暴かれました。それによって、日本人だけが地球上で悪事を働き、他の国はみな平和や信義を尊ぶ国だとする憲法前文の虚構は粉々に打ち砕かれました。今さら中立国スイスの例を持ち出すまでもない。自分は相手に手を出さないが、相手は自分を傷つけるかもしれないと考え保険を掛けておくのが世界の常識でしょう。

 不思議なことに日本人は過去50年、国家の安全保障についてまじめに議論してきませんでした。イザとなればアメリカさんが何とかしてくれるさ、と腹をくくっていたからです。
 しかし9.・11テロ以後世界は一変しました。そこには国際法なるものは存在しない、あるのは実力による祖国防衛の姿です。日本の政治家は憲法と現実の乖離を埋めるため、条文の拡大解釈で今まで何とか誤魔化してきました。しかし大方の日本人は、周辺諸国の「公正と信義」など頭から信用していませんでした。
 日本人がもし第9条の絶対平和主義に運命を委ねる覚悟を決めていたのなら、かつての湾岸戦争の末期に多国籍軍に対して130億ドル(1兆6,000億円)もの支援はしなかった筈です。ところがマスコミを初めとする多くの世論調査では、国民の大多数が政府のこの決定を止むを得ないものとして支持しました。これは軍事行動を事実上認めていたのと同じことです。
 自衛隊を出さなかったのは日本人だけが危ない場所に近ずきたくない、エゴと甘えだと言われても反論できないでしょう。

 こうして遅まきながら日本も有事関連法案を審議する機運になりました。正平協はそれに断固反対を叫んでいる。カトリック新聞02年6月9日号には「Stop!有事法制」と大書した横断幕の先頭に立って血道を上げている例の松浦悟郎補佐司教の勇姿が映っています。
 実に、イカンな事です、なーんちゃって。
 先の湾岸戦争の時を思い出して下さい。海外で紛争が起こったら、まず旅行者や在留邦人を救出せねばならない。しかし日本からは丸腰の輸送機ですら救出に赴くことが禁じられていました。結局は外国の力にすがるしかありませんでした。かつてサイゴンで、ベイルートで、ブカレストでアメリカ海兵隊によって不幸な日本人は救出されてきました。
 韓国の東海岸にカンヌン(江陵)という景勝地があります。1,996年この海岸に北朝鮮の潜水艦が座礁し、武装工作員15人が上陸して山地に隠れた。彼らを掃討するのに正規の韓国陸軍兵延べ15万人が出動して1ケ月以上を費やしました。この事件で韓国側は民間人の死者4人のほか交戦による戦死13人、重軽傷17人の犠牲者を出しました。テロリストの侵入はこういう事態を招きます。

 日本有事シュミレーションの悲惨

 耳を疑うような話が続きます。このような場合、日本では自衛隊が出動しても自衛隊法によって武器使用は相手の持つ武器の範囲を上回ってはいけないと決められています。子供の戦争ごっこじゃあ あるまいし!韓国陸軍が全力を投入しても1ケ月以上かかった事を考えれば、日本の場合地域住民の受ける恐怖と人的被害は計り知れないものがあります。
 有事の際でも自衛隊は手かせ足かせが嵌められています。シュミレーションを続けましょう。
 仮に、海岸線で侵入者を迎え撃つための陣地を作ろうとしても、うっかり塹壕も掘れません。
河川法、森林法があって木を切り倒してもいけない。これをするには役所から許可書をもらわねばならない。それから私有地は通れない。空き地を使用する場合でも、その土地の所有者を連れて来て、そこで市町村と公共団体の人間が立ち会って合意を取り付ける必要がある。
 自衛隊には壊された橋を修理する権限もありません。こうしてモタついている間に侵略者はやすやすと防衛線を突破し、都市の中枢を占拠するでしょう。

 戦車や軍用車が緊急出動しても、赤信号になれば停まらないと交通違反。もし北海道が侵略された時、連絡船で弾薬を運ぼうとすれば運輸業法なんとか違反になる。自衛隊の活動に市民の命運が懸かっているというのに、あれも駄目 これも駄目、違反、違反。
 住民の避難誘導は警察の責任だが、これはあくまで雑踏整理のための誘導で、避難民の取り
扱いは警察の任務外です。さりとて自衛隊法には何も書かれていない。さて誰がやるのでしょう。住民は逃げ惑い大混乱に陥ります。
 民間航空の管制はどうするのか。空襲警報はどこが出すのか、灯火管制や避難命令を出すのは誰か。これも決まっていない。

 日本が掲げている専守防衛は絵に描いた餅のようなもの。相手が撃ってきた後で撃ち返すのが原則です。しかし航空機なら最初の一撃で間違いなく撃墜されます。海上や陸上でも威力の
大きい砲弾を先に一発食らえば それだけで部隊が壊滅することもあります。こういう事態を全く想定していない。

 負傷者が出ても野戦病院が作れない。病院法によると部屋や設備がどうで、ベッドがいくつあって医師、看護士は何人と決まっている。だから野戦病院は病院法違反、医師法違反で事実上作れない。衛生兵は注射も投薬もできません。 
 これでは侵略者に据え膳を食わせるのと同じです。有事法制をしっかり整備しておかないと こうなると言う事をわきまえておきましょう。
 ことほど左様にこの国の防衛体制はひどくイビツなんです。かつてF-4戦闘機導入の際、航続距離を短くするためにわざわざ大金を使って空中給油装置を取り外すという愚を犯しました。現在のF-15戦闘機にしても肝心な空中給油機がないのでは宝の持ち腐れです。
 イージス艦を持ちながらレーダーの性能が良すぎると言って派遣の是非で大騒ぎしたのは、国際社会の中では「奇行」としか言いようがないでしょう。独立国家としては随分不マジメな話です。

 ついでにもう一つ不マジメな話を。それでは絶対平和主義を実行するとどうなりますか。他国の侵略を受けたら直ちに全面降伏しましょう。そうすれば怪我人も出ず、住宅も道路も壊されずに済む。但し密告者を警戒し、言いたいことも押し殺して征服者にゴマをすり、バカになって暮らせば少なくとも生命は保証されます。自由を捨てればいいだけです。しかし、自由を失って何の平和か。だから絶対平和主義は決して自由と両立しません。

 日本人よ、現実を見据えて立て

 今、日本では著名な評論家たちが得々として反米論をブチ上げています。わが国では何を発言しようと身に降りかかる危険はないからです。
 人間は我儘なもの。喉もと過ぎれば熱さを忘れます。アメリカは確かに傲慢で時として付き合いにくい相手です。しかし大戦後の国際秩序形成のために自分の血を流して背負ってきた責任と実績を評価しないで反米を唱えるのは、真実を見落とします。
 反米論者は猫に鈴を付ける方法を議論しているネズミの群です。ではアメリカと手を切って日本独自の防衛プランをお考え下さい。コスト面でも実効面でもまるでサマにならない。最初の一歩から破綻。次に経済は?資源やエネルギーは?・・・ どれも成り立たない。 
 もう一度だけお手を煩わせましょう。
 パソコンに「国際連合憲章」を打ち込んで検索してください。国連憲章の全文を日本語で読むことが出来ます。第6章「紛争の平和的解決」。紛争解決のため安全保障理事会は、まず仲介 調停などの平和的手段を模索しますが、それでも解決しない場合、第7章「平和に対する脅威、平和の破壊及び侵略行為に関する行動」で軍事力による防衛、制裁を認めています。さらに一歩進めて軍事制裁に備えての軍事力の常設を各国に義務付けています。
 これを平たく言えば国連は「平和を守る為に軍事力の裏付けが必要だ」と言っているのです

 「アメリカは戦うな」「国連決議に従え」。この言葉を日本人が口にする以上、私たち自身が毅然としてテロ国家と対決する姿勢を世界に示さねばなりません。安保理事会の決議によって多国籍軍が行動を起こせば、そこへ日本が輸送、補給、医療などの後方支援をするのは当然の国際的責任であり、日本自身の存立のためにも必須の条件です。
 集団自衛権は持っているが行使は許されない、などのペーパー論争は今や世界の笑いもの。 
 古ぼけたギャグです。こんなの、笑っていいかい? イイともー!

 おわりに正平協など、絶対平和主義を信奉する人たちに申し上げます。もうソロソロ考えを変えても良いのではないですか?私たちは自らの民主主義の力を信じるべきではないでしょうか。日本は もはや軍国主義に戻ることはありません。日本人の意識も変わりました。
 あなた方の偶像マルクス主義は、既に袋に入った廃棄物です。
 今こそ偏狭なイデオロギーから脱皮し、大地に足をつけて現実を見据える時です。
 真の平和主義とは、責任を持って自分の国を守り、その延長として国際平和に貢献することだと思いますが、違いますか?

(2月4日記)

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カトリック正義と平和協議会」の異様
思考の断片 12

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